英語学習という旅の危険性

単なる雑談
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 僕は結構twitterをやっているんですが、色々な方がいる中で、僕と同じくらい、いや僕以上に英語に情熱を注いでいる方々がいるのは、単純に凄いな、と思いながらtweetを見ています。実力も凄い。

 英語を学習する動機は様々です。僕はそれを全く否定しません。なんですが、ふとある事を考えてしまいました。英語を学習した先を果たして考えているのだろうかと。

 僕の話をします。僕が今英語を勉強している目的は、ロンドンで理学療法士として働く為です。この目的(というか夢レベルですね、これは)がはっきりと表れるまでは、世界を旅するのに英語は必要だよね、という事で勉強してました。因みに、アルゼンチンに行きたかったんで、スペイン語も勉強しました。今は英語オンリーですけど、南米にはまた行きたい(しかもかなりの時間をかけて)と思っているんで、折を見てスペイン語も再開する予定です。

 英語の話に戻します。この理学療法士以前は旅で困らない程度ならいいや、くらいのモチベーションで英語をやってたんで、ハッキリ言って頭打ち感がありました。ですが、理学療法士としてロンドンで働く、という目的が出来た今、それ相応の英語力が必要になった訳です。自分で言うのもなんですが、強力な動機です。全く揺るがない。

 英語と言う強大な言語を修得するメリットは計り知れません。コロナと騒がれてますが、それでも世界は近くなっている事実を考えると、日本国内でなんとかしよう、という考えは、全くの時代遅れです。僕は日本の未だある鎖国感覚がいつまでも消えない事に、勝手に憤りを感じている人間です。もっと外に目を向けるべきです。

 なんですが、果たして目を外に向けてる日本人はいるのか、という疑問が僕にはあります。いや、ちゃんと外に向けてるよ、という方々も存在するのは知っていますが、僕にはその声が殆ど聞こえません。少ないのか小さいのか。

 例えば、留学の話。僕が学生の時にも、留学そのものの存在はありました。でも、そのほとんどは語学留学です。要は語学を修得する為に海外に行く、というものです。英語圏の外国に身を置けば、英語は身につくでしょう。というものです。昔から語学留学はあります。でも、日本が国際的になっているか、と問われると相当な疑問符が付きます。僕から言わせれば、語学留学は大きなハコモノ英会話学校です。この10年20年がそれを物語ってます。

 僕は何も語学を勉強する事を否定しません。でも忘れてはならないのは、語学は所詮道具の一つでしかない、というものです。語学を修得して何をしたいか、が大事なんです。そこがしっかりしてないんで、英語学習がファッションの一つになってる事に、僕は危機感を感じます。

 とことん語学を突き詰めて、それをネタに飯を食べる、はアリです。例えば翻訳者とか通訳案内士とかその言語の先生になるとか。でも、それらの職業ですら、その言語以外のバックボーンは必要です。語学、こと英語だけをやってれば良い、という感覚は、それこそ時間とお金の浪費に他ならない訳です。浪費は悪です。

 英語が出来る、ならともかく(実はこれもどうかと思うんですが)英語を勉強してる、ってだけでチヤホヤされる風潮は、ハッキリ言ってどうかと思います。

 そんな周りで言う人に左右されずに、英語を修得して何をしたいか、をしっかり持って、日々積み上げていこう。少なくても僕は、そのスタンスで今後も勉強を続けたいと思います。そしてその為には、一日でも早く英語の勉強から解放されたいです。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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