只々、英語のハノンを褒める

勉強法系雑談
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 現在、幾つか英語教材に手を付けてますが、メインは英語のハノンです。今年の初めから手を付けてますが、(目には見えませんが)成果は上がってます。会話が流暢になったり。

 英語のハノンの謳い文句は、喋る為の英文法スーパードリルです。ドリルというだけあって、やったらやっただけ地力が付きます。まだ完了してませんが、英語のハノンの初級だけでも完了させたら、結構話せるようになると思います。おそらく誰でも。

 独学大全の読書猿氏も、独学大全を上梓する前に英語のハノンが出版されてたら、大全の英語部分は大幅に改定、ないしは完全に削除してたであろう、と仰ってましたが、これは真実です。何をもってして英語ができるかは人それぞれですが、少なくてもストレスフリーな英会話をしたいと願うなら、英語のハノンをやってれば出来ます。もっとも、表現を増やす一定の努力は必要ですが。

 それくらい、英語のハノンという書籍はインパクトがあります。この1冊でどうとでもなる訳ですから、こんな楽な事はありません。

 ただ、ちょっとイチャモンを付けると、あくまでドリルなんで、英文法を習得しようという本ではありません。文法の話も説明として書かれてはいますが、あくまで説明としてなんで、これで文法の懸念が解消されるか、とは言えません。

 なんで、英語のハノンをやる前に、キッチリとした文法書は終えとく必要があります。コレをやらなくても正しい英語を使えるようにはなると思いますが、ハッキリ言って時間がかかります。となると、途中で挫折する可能性が高くなります。英語のハノンをやってたら良いとは言いますが、バックボーンが無いと簡単に挫折させるだけの力も英語のハノンには持ってます。強力な力とは毒にも薬にもなるんですよ。

 文法書なんて読まんと英語のハノンだけで大概喋れるようになった、という人も確実にはいると思います。でもそれは、学校教育で文法知識が腹に落ちてるからだと思います。外国語をやってく以上、言語の文法体系を腹に落とす事は、どの言語であっても避けては通れない道です。これが出来て訓練を積んだ結果が、会話出来たり読み書きが出来たりする訳です。文法と語彙力強化は言語学習における終わりなき旅です。

 ただ、文法学習はどうしても知識学習なんで、それを活かすにはどうすればいいか、という観点が抜け落ちてました。その点英語のハノンは、アウトプットのドリルをこなしながら文法知識を体系化出来ます。このアウトプットでというのが大事で、脳の処理手順を考えた場合、インプット学習媒体での文法知識の体系化より、アウトプット学習で体系化させる事が、断然体系化しやすくなってます。その点でも英語のハノンは画期的です。

 これだけやってればあなたも英語話者、なんて通販の謳い文句に聞こえるかもしれませんが、事実、英語のハノンをやってれば、確実に話せます。これは掛け値なしに言えます。ただ完了させるには、忍耐とモチベーションが必要です。でも、それだけの力が英語のハノンにはあります。僕は他人に強く薦める人間ではないんですが、久しぶりの衝撃な英語教材に巡り合ったんで、今回は英語のハノンの話をさせて頂きました。

 願わくば、英語を修得したい方々が思い通りの英語力を身に付けれますように。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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