自分自身が一番の教師

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 今日も来て頂きありがとうございます。

 読書猿「独学大全」からアイデア頂きました、の何回目かです。今回の話はシンクアラウドです。

 シンクアラウドとは、ある課題なり問題なりの説明を、スマホなんかの録音機能を使って、自分の声で録音し、それを聞き返してフィードバックする、というものです。自分が発した言葉が、そのまま教師が話した言葉になる、という独学の極みである教師生徒一人二役を地で行く方法です。

 話を聞いていると、独学なんかせんと、普通に教師に教えてもらったらええやん、と思われる方もいると思うんですが、教師生徒の関係問わず、人間関係って相性ってあると思うんですよ。今現在僕は、独りでガリガリやってますけど、当然の事ながら、教師に教えを乞うた事があります。勿論、良い先生もいましたが、僕の場合は、相性が良い教師に会う事は稀で、何かしら嫌悪感なり不信感なりを抱えて教師と接していた、という経験の方が多いです。

 他人に嫌な感情を抱いたまま接するくらいやったら、独学で勉強をやってった方が、ストレスが溜まらない、という点で、比較的にストレスが無く、今も勉強をやっている、という側面があります。まあ、独学ならではの問題もありますが、それはまあ。

 話をシンクアラウドに戻すと、まず、音声に残すという点で、後で聞いた時に自分が腑に落ちるように音声に残そう、と意識しますし、実際に自分の声を聞いて、自分の言ってる事って、そうやなくてこういう事なんやろ、と自分自身にツッコめる訳です。この自分自身の力で昇っていく感覚というのが、独学の醍醐味やったりします。

 音声に残すという事でもう少し話をさせて頂くと、如何に他人に分かってもらえるよう説明出来るか、という点は、勉強以外でも大事やと思います。要はアウトプットが大事やで、という話なんですが、自分が理解出来ているという点と、それを説明出来るという点は、結構な差があります。これを実感している方々は結構いらっしゃると思うんですが、アウトプットを意識してインプットせよ、という話はここでも活きてくる訳です。

 音声に残す事のもう1つの利点は、お分かりの通りフィードバックできるという点です。PDCAもそうですが、やった事に関する検証と改善は、勉強においても大事になってきますし、シンクアラウドの肝って、多分ココです。やってる時には気づかなかった事が、後日、自分が発した言葉で気づかされるのって、快感でもありますし、実際問題、成長速度も速くなってきます。

 まあ、僕が独学に目覚めた高校時代って、そもそもが簡易の録音機器が無かったんで、今現在のなんでも揃っている状況って、今の若いのは羨ましいよな、とは思います。スマホもそうですが、僕がもっと若かった時に今の状況が手に入っていたら、どんなに素敵なんやろ、と嫉妬する事もありますが、こればっかりはしょうがないですよね。今ある事を感謝して道具をつかいこなせよな、とは思います。

 まあ、何かを勉強する、何かを習得する、というコトの環境も、日々進化してますよね。色んな手段がありますが、ありがたく恩恵を受けて、日々努力していきましょう。シンクアラウドの話でした。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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