BIGBOSS的目標達成思考

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 今日も来て頂きありがとうございます。

 北海道日本ハムファイターズの新しい監督に新庄剛志が就任しました。僕は日本のプロ野球はそんなに見ないんですが(日本シリーズは一部見ました。今年は気候とは真逆で熱かったですね)新庄が監督(BIGBOSSなんですって。この記事では新庄で通します)になってからの活動をメディアで結構追いかけました(ていうか、情報が勝手に入って来るんですね)その一挙手一投足でハッとさせられる事があったんで、今回はそれをシェアしたいと思います。

 新庄は監督就任会見時に「優勝は目指しません」と言ったんですね。このコメントだけを取ると、あんたマジか、と思えてしまうんですが、その真意とこのコメントに対する付属情報を加えると、その振舞とは裏腹にかなりしっかりした事を考えているな、と思わせてしまいました。

 優勝は目指しません、から続くのは「一つ一つ勝っていって、終盤になって優勝を目指せる位置に居たら優勝を目指す」というものです。つまり、大きい事はよう言わん。毎日毎日コツコツとやって行って、気が付いたら事を成してたらいいよね、という訳です。まあ、目標への押し進め方の1つですよね。

 目標を立ててそれに対してどうアプローチしていくか、という話は、このブログで色々な視点で話させてもらっているんですが、このどうアプローチするか、という話は、結局は方法論なんで、万人に効く特効薬は無いです。この人には効いたけどあの人には効かへんかった、みたいに。

 ただ今回は新庄の話が元ネタなんで、それを基に話させて頂きます。

 今回の話は、大きい目標に対して小さく刻め、という観点が肝です。新庄のそれは大きい目標すら示さなくていい、という荒業をやっていますが、僕なんかは行先を分かってないとやってて不安になる質なんで、常に目標は認識してないと不安になります。とはいえ、小さく刻め、という点では大いに同意します。大事なんでもう1回言います。大きい目標に対して小さく刻め、です。

 結局、事を成すには、その日その日に積み上げないと成せないんですよね。一足飛びでは絶対に成せません。老いる時も病める時も毎日毎日積み上げた先に目標達成がある訳です。設定した壁が恐ろしく高くても、ちょっとずつ昇って行けば壁は越えられる、という話です。

 また、この新庄の優勝目指さない宣言に、広岡達郎が「今の戦力では優勝とは言い切れないんだろう。新庄は今の日ハムの状態をしっかり考えている」みたいな話をしているんですね。つまり、自身の実力を新庄自身が深く理解している、という訳です。

 この点に関しては、新庄本人がどうも言ってないんで、僕の主観で話をさせてもらって申し訳ないんですが、広岡が言ってる事を新庄も考えているのなら、自分自身の事を俯瞰で見れてるな、と感心してしまいます。いや、新庄の現役時代はセンターやったんで、センター的に場を広く見れてるのかもしれません。ベンチをセンターに置け、とも言ってましたし。

 少なくても、場を広く見て自身の足りない所を意識している、という点では、野球に関わらなくても参考になる考え方やと思います。目標に対して足りない部分があるから、そこを小さく積み上げて埋めていこう、という訳です。

 新庄BIGBOSS就任から、そのパフォーマンスが衆目を集めている訳ですが、実は新庄という男は、かなり考えのしっかりした人間なんだな、というのが僕の実感です。日ハムファンではないですが、来年以降の日ハムは注目して良いと思います。新庄のパフォーマンス込みで。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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