英語のハノン初級を複数回回して分かった事

勉強法系雑談
この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

 今日も来て頂きありがとうございます。

 現在、英語のハノン初級をやってます。都合、2周目です。1周目に指摘されたやり方で愚直にやってた事もあり、かなり快適に回せてます。1周目にかかった時間が半年。2周目は3ヵ月で終わらせたいな、と当初は思ってたんですが、これは無理筋っぽいです。4か月かな。

 1周目に関して言えば、文法的にも発話的にも前進している感覚は目に見えてありました。それが推進力になってた部分もあります。先日受けたTOEIC L&Rの結果を受けて、初級をもう1回回す決意をして実行してる訳です。そこでなんですが、当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、2周目に関しては、余りにも歯ごたえがないんで、大分拍子抜けしてる部分があります。

 これは何もハノンにのみ言える事では無いんですが、僕の場合、同じ教材を複数回回す事って殆ど無いです。それ言ってたね、という再発見する事が少なく、そんなん知ってるわ、と知ったかになる事が結構あります。本当は、同じ教材を使いまわした方が、深く分かる事もあるんでしょうけど、そのアハ体験が相当に乏しいです。

 僕の経験則の中に、大事な事は形を変えて何回でも言われる、というものがあります。本当は、大事な事を1回目に聞き逃さずに認識出来ればいいんでしょうけど、1回だけって、そうなんやね、と思っても、腹に落ち切っていないんですね。その1回目にフックがかかっているから、2回目以降に再認識して腹に落としきる事が往々にしてあります。

 なんで、同じ分野、方法でも、別の媒体に触れて、腹に落としきれなかったモノを落とす、更に新しい事をフックする、という独学スタイルでやってます。コスパは相当悪いですが、本当に大事な事って実はそんなに無いです。大事と思われる部分の殆どは、真に大事な部分の派生です。で、真に大事な部分なんで、表現を変えて何度も出てきます。それを自分の言葉で消化すれば、残りの大事な部分も分かって来るよね、と考えてます。真理って言うほどないです。

 そんな僕が、ハノンの初級をもう1回回そうと考えたのは、単に代替の教材が無いからです。やってる事は発話練習なんですが、それに文法のバックボーンを意識させる、という点で、英語のハノンは唯一無二の教材です。これは、単なる音声教材を音読なりシャドーイングなりで埋め合わせる事は不可能です。

 とはいえ、初級だけをやってL&Rを受験した手前、まだモノにしてない文法項目はようけあるよね、とも実感してます。ここで言う、モノにしてない、は知識として知っている項目ではなく、使いこなせる項目、という事です。知識は知ってるだけではダメですし、単にテストをパスする為のモノでもないんですよ。そもそも僕は、テストの為の勉強というのをやってません。英語を使って出来る事を増やしたいから英語をやっているんです。

 そう考えると、早急にハノンの中級、上級に進みたいと思ってますし、実際にその予定を立ててます。いきなり中級に進んでも良かったんですが、もう1回土台を鍛えようと考え、初級に回帰したのは、多分間違いではないです。

 なんで、単に初級をもう1回やってると言っても、その先の中級以降への足掛かりですし、2周目は歯ごたえが無いと言っても、中級以降に消化できる部分を増やす事を考えると、必要な事なんですよね。

 で、ハノンの中級以降をやってから気づく事も当然あります。その時に、もう1回同じ教材を回すのか、別の方法に回帰するか、を考えればいいのかなと思います。勉強法は無数にありますが、その時のレベルに達しないと効果を発揮したない方法もあります。その時に効果のある方法に行きつくのって、実は奇跡的な事なんですが(出会いって対人だけの話ではないんですよ)運よく見つけて、それを信じてやってくしか、今現在やれる事って無いんかな、とも思います。独学に運を持ち出すのは適当ではないかもしれませんが。

 まあ、実際の試験の結果で良くなった部分もあまり良くなかった部分も分かった、というのはあります。驕らずに暫くはハノンに身を捧げたいと思います。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

https://amzn.to/416KtC5

コメント

タイトルとURLをコピーしました