日本人に関する確かな問題

単なる雑談
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 ちくま新書、里中哲彦「日本人のための英語学習法」読んでます。いくら方法論ではないとは言え、現在学習法に行き詰まりを感じて、手に取った次第です。今のところ、メッチャ膝を打った、という感覚は無く、単なる肉付けくらいにしかなってません。まあ、もっと読み進めてから言えよ、と思われても仕方ないんですが。

 ところで、この本の中で英会話の話が出てまして、僕としては至極当然の話をしてたんですが、そういえばブログではこの手の話はしてないな、と思い、今回は英会話に関する話をしたいと思います。勉強法というより、会話をする上でのスタンスの話です。

 例えば、英語ではなく母国語同士の会話において、果たしてどれだけ意思疎通できているのか、となると常に100%疎通出来てるはずが無いんですよ。相手は当然、他人です。自分が知ってる事を相手は完全に理解してないですし、相手の知ってる事を自分が完全に理解してる、なんて事もあり得ません。

 となると、母国語同士の会話でも、捉え方のズレやそもそも単語が理解できない等で、自分の言いたい事を理解してくれない事や、時には見当はずれな事が起こる事がある訳です。母国語同士でもこうなんです。外国語でなんて猶更です。

 要は、コミュニケーションは間違いがあってナンボなんですよ。失敗して当然なんです。問題なのは、その失敗を恐れてコミュニケートをしない、という事です。ここに、英会話上達の肝があります。

 英語を話せるって素敵ですよね、と考えてる人は多いです。ただ同時に、英語は喋れないんですよ、と言う人も多いです。その大体の理由は、英語を話しても自分が言いたいと思ってる事が言えない、言っても理解されない、と恥をかくのが嫌だから、という点で踏み切れないというものです。特に我々日本人は羞恥心が大きいです。恥をかきたくないから何も言わんとこ、と考える方が実に多い、と感じてます。

 なんで、どんなに準備したり勉強したりしても、どうやったって失敗することはあるんですから、失敗を恐れずに会話する事、失敗を犯した時にその後どう対処したらいいかを学ぼうとする事、これがコミュニケートの上達に必要なスタンスです。羞恥心なんて捨ててしまいましょう。完全には無理かもしれませんが。

 まあ、失敗の話ばかりしてしまいましたが、本当に意思疎通出来た時の快感は格別(と言っても足りないくらいのもの)です。どんな言語を使ってもコミュニケート出来るって、ホンマに良いですよ。恥をかくのは怖いかもしれませんが、それを超えて得られる快感は得てもらいたいです。あれはイイです。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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