続・只々英語のハノンを褒める

勉強法系雑談
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 絶賛英語勉強中です。英語のハノン初級の2周目も佳境に入ってきました。初級を早く終えて中級に進みたいと、結構なペースで進めてます。良い事ですよ。2周目というのもペースが速い原因の一つかと思います。

 英語のハノンの謳い文句に、英文法を縦軸と横軸を意識して伸ばす、というのがあります。この2軸を意識して勉強するという点が、単に勉強する単元に特化してる、というやり方と一線を画すという点で、ハノンの特徴の一つではあります。例えば、不定詞の話をすると、単に不定詞の使い方をマスターする事は念頭に置いてますが、その中でも時制と数に関しても意識させられるところが、何気に凄い教材かと思われます。

 そう、ハノンは軸を2つ意識して構成されてるんですね。文型を意識した骨組み的な事項が一つ目の軸で、もう片方の軸が、時制や態、数や冠詞等の部品的な事項です。初級に関して言えば、第2部までが骨組み的な軸と部品的な軸の2軸の徹底理解に費やされています。

 この、文法学習を単なる知識の積み立てによる一次元的なモノと考えるのではなく、骨組みと部品による二次元的なモノという発想の転換が、控えめに言って物凄く画期的なんですね。文法学習って単に項目を理解する学習に陥り易いですけど、二次元的に捉える事で、英語と言う言語が物凄く彩る訳です。

 なんで、ハノンを頭からこなすというやり方も当然ありますが、片方の軸に特化して勉強していく、というやり方も正直アリだと思います。まあこのやり方は、著者先生方から疑問符が付くかもしれませんが、片方の軸に特化して勉強し、それを踏まえてもう片方の軸を勉強するやり方も有効だと思います。どう長方形を作るかって、個人のアレンジで良いと思いますし。

 教材の素材の良さもそうですが、この「英語のハノン」と言うネーミングも、実にチャーミングです。これに関しては、長らくハノンに触れて感じたんですが、ハノンってよう思いついたよな、とハノンをこなし続ける毎に感じます。

 そう。ハノンなんですね、この教材は。ハノンとはピアノの指運びの教則本です。ピアノ奏者が時々ハノンに立ち返る、と著者先生方が仰ってましたが、ハノンは1冊終えた良かった良かった、という類の教材ではありません。折に付け立ち返る教材です。英語学習において、英文を読むとか会話の練習をするという勉強も確かに大事ですが、指運びならぬ口運びを訓練する、という点で、必要に応じて立ち返る教材が英語のハノンの訳です。

 そういう点で、英語学習も沼の部分がありますが、英語のハノンそのものも相当な沼です。横山先生と中村先生はやってくれましたよ。だって、離れる事が許されないんですもん。

 許されるなら、他言語のハノン的な教則本が欲しいですよね。絶対売れると思います。僕が欲しいのはフランス語。アレは音声言語ですから。英語以外の多言語を勉強したいと考えてる身としては、他の言語でも教則本が欲しいなと感じている訳です。

 まあ現在は、英語を勉強している身なんで、それに没頭したいと思います。何度でも言う、ハノン最強。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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