この記事は、これからオンライン英会話をしたい、と考えてる方々に、私的にお勧めする英会話スクールの紹介です。目的別に絞ってみました。参考にして頂ければ幸いです。

オンライン英会話の入り口に最適「レアジョブ英会話」

　オンライン英会話を始めたいと考えてる方のお勧めは「レアジョブ英会話」です。累計会員数が100万人という業界最大手、という事もあり、始動から継続への仕掛けが多岐で手厚いです。最安の設定で月8回の日常英会話コースが4980円。最小レッスン単価が173円。講師はフィリピン人が主で日本人もいます。英会話に限らず学習指導等のカウンセリング（日本人講師）が、定期的に受けれるオプションもあります。

　相手がビジネス英会話だったり資格対策だったり等、満遍なくカバーしてますが、特化してる訳ではありません。オンライン英会話を始める入り口としては申し分ないです。レアジョブから始めて他に行くも良し。勿論レアジョブに居座るのも良しです。

とにかく英会話するぞ「Native Camp.」

　時間の許す限りレッスンを受けたいというのなら「Native Camp.」です。標準仕様のプレミアムプランは月額6480円で何度でもレッスンが受けれます。また、プレミアムプランを使ってる家族に対して、ファミリープラン（月額1980円）もあります。わざわざ予約を取らなくてもいいというのも特徴です。なので、レッスン単価は受ければ受ける程安くなります。講師はネイティブノンネイティブ込みの130か国以上の方々です。月に1度、日本人カウンセラーによる学習カウンセリングが受けれます。

　ただ月額6480円と言いましたが、ネイティブ講師によるレッスン受講はオプション価格が取られます（ネイティブのレッスン受け放題は月額9800円）また、改めて予約を取ってレッスンを受ける場合は予約料が取られます。今この時、ネイティブに拘らず英会話をいくらでもしたいという方には「Native Camp.」がお勧めです。

特別料金なしに120か国以上の講師と話せる「DMM英会話」

　数多ある国の人々と英会話を楽しみたいなら「DMM英会話」です。英語を話したいけどネイティブと話すのは別料金のスクールは多いですが、「DMM英会話」は別料金なしです（ただし、日本人講師は別料金が発生します）最安の設定で毎月８レッスン（１レッスン25分）コースで5450円。最小レッスン単価は192円です。講師の国籍は120か国以上。お試しの無料期間にカウンセリングは受けれますが、基本的には勉強に対するサポート体制は希薄です。

　英会話能力をブラッシュアップしたい、というより、英会話を楽しみたい人向けです。僕個人の考えとして、英会話の能力を上げたいならレッスン以外に英語に時間を費やす必要性があります。英語の勉強の箸休めとしての英会話、と考えているなら「DMM英会話」です。

TOEFL、IELTSの強い味方「mytutor」

　英語の資格は数多ありますが、特にTOEFL、IELTSに特化したスクールが「mytutor」です。料金は月額制とポイント制に２パターン、最小レッスン単価は638円と費用的には推す部分はありません。ただ、4技能対策と銘打った教材は充実してます。また、講師はフィリピン人しかいませんが、TOEFL、IELTS指導経験者、フィリピン公認英語教員資格の保持者等、質は文句ないです。レッスン外のサポートはメール以外に電話でも対応してます。

　TOEFL、IELTS特化なんで外国で働きたい人向けです。また、留学を考えてる人もアリかもしれませんが、費用面で言うと社会人留学向きです。なんで、英語を使って何かをしたい、というパワフルな人には最適です。ゴリマッチョ素敵。

英語の資格と言ったらTOEICだよね「QQ English」

　オンライン英会話でTOEIC対策したい、と考えてる方に推したいのが「QQ English」です。最安の設定で月4回コース（200ポイント）2980円。最小レッスン単価は366円。講師はフィリピン人のみ。とここまでは推す部分はありませんが、QQ Englishの最大の推しは、英語教授の資格を持った講師陣とカランメソッドの正式認定校である事です。講師に教わって英語の処理能力を上げたいのなら、QQ Englishを推します。

　実はQQ EnglishにはTOEIC専門講座はありません。TOEICのスコア自体上げたい、という目的ならオンライン英会話自体不向きな部分があります。ですが、TOEICのスコアは凄いけど英語出来ないやん、と思われる方は結構います。英語の処理能力を上げてスコアに繋げる、という考え方の方が健全です。その点で「QQ English」は打ってつけです。

中高校生に推したい「kiminiオンライン英会話」

　独学が体系立ってない中高校生にお勧めなのが「kiminiオンライン英会話」です。コストの話をさせて頂くと、最安の設定で月２回プランが1210円、最小レッスン単価は199円です。講師はフィリピン人です。サポート体制としてLINEとメールが使われてます。

　なぜ中高校生に推したいかと言うと、履修コースが系統立っていて予習復習等の学習管理が際立ってるからです。それもそのはず。kiminiの経営母体が学研だからです。自分で課題を見つけて自分で補完する所謂「独学」は社会人にはやって出来なくはないですが、中高校生には難しい部分があります。そういう点では、色んな面で伴走してくれる方がいるというのは何より心強いです。乗っかれる確かな媒体があるのなら、乗っからない手はないです。

とにかく安くオンライン英会話をしたい「Weblio英会話」

　なるべく安く抑えたいという方のお勧めは「Weblio英会話」です。最安の設定で月４レッスン受けれるお試しプランが月2728円。最小レッスン単価が121円。と相当抑えた価格になってます。教材費、特別講師費等のオプションもありません。講師はフィリピン人のみ。サポート体制はメール対応のみです。

　本当に必要最低限です。レッスンを受けて能力を高めたいというより、フラっと話したい、という方には打ってつけです。気になる点は、講師の質に関しては一切公表してない所です。フィリピン人講師なんで変な英語は出て来ないとは思いますが、気になると言えば気になります。

ビジネスパーソンの強い味方「Bizmates」

　ビジネス英語に特化したオンライン英会話スクールとして推すのは「Bizmates」です。最安の設定で毎日25分プラン（1レッスン分）で13200円。最小レッスン単価が320円。講師がフィリピン人のみ。ここからが特記で、Bizmatesの特徴は完全にビジネスパーソン相手のサービスを提供しているという点です。講師はビジネス英語に特化。教材もビジネス英語でカスタマイズ。サポート体制からレッスン外の学習のカスタマイズ等、これでもかと攻めてます。

　これで英語のプレゼンまで面倒見てくれるとありがたいんですが、それはオンライン英会話の弱点でもあります。単純にビジネスで英語を使う（会議で発言等）という目的だったら、オンラインで賄えます。時間も融通利きますしね。

自宅で留学気分「EF English Live」

　最後にお勧めするスクールは「EF English Live」です。EF English Liveの特徴として、マンツーマンもあるけど、グループレッスンも充実してる点です。さながら留学気分です。オンライン英会話らしくないと言えばらしくないです。最安の設定でマンスリープランが8980円。これにはマンツーマン20分8回とグループレッスン45分30回が込みです。講師はネイティブのみです。

　英検対策のコースはありませんが、個人的には英検対策としてEF English Liveを推します。英検と言ったらアカデミックで4技能を見る資格だからです。4技能を見る資格はTOEFL等もありますが（EFはTOEFLコースはあります）純粋に4技能の面倒を見てくれるのがEF English Liveだからです。他のスクールとは別の意味で一線を画してます。

終わりに

　以上、目的別に9社選んでみました。英語を修得しようとする目的は千差万別。学生だろうと社会人だろうと、英語をモノにしようという意気込みは素晴らしいと思います。英語で会話する事の一助になれば幸いです。