単なる認識違い

ハードカバー系
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 ようやく、ハンス・ロスリング「FACT FULLNESS」読んでます。我々が持っている考えの偏りを元に、思い描いている世界像をデータを持って反証しています。ロングセラーですね。普通に面白く読ませて頂いております。

 この本では、世界像を例に挙げてますが、一般的に我々の認識なり思考なりというのは、なにかしらの偏りがあるものです。よく「僕は普通ですよ」なんて言う人がいますが、いつもそう嘯いている人は、申し訳ないですけど、僕は信用してません。そもそもが普通ってなんやねん、という話です。

 自分が考えているスタンダードが、他の人のスタンダードではありません。自分が考えている事は至極真っ当なモノである、とは言えないんですね。その人その人の癖がありますからね。当たり前といえば当たり前なんですが、皆もそう思っている、という考えは、ある意味、危険なモノとさえ言えます。

 だからと言って、本筋に矯正しよう、というのも実は違います。何を持ってして本筋なのかは人それぞれだからです。大事なのは、自分の認識と他人の認識は違うモノと理解する事です。他人と同じにならなくていいんです。

 これはそれこそ僕の偏見なんですが、皆がそう考えるんやったら、自分もそう考えよう、と考える人が思いのほか多いような気がします。人間誰しもズレてるもんですし、そのズレを楽しめてこそ、人と関わるのが面白く感じるもんやと思います。

 まあ自分自身、そう思えるようになったのが最近なんで、あまり大きな事は言えませんが、自分と他人の認識は違うモノという考え方は、結構気分を軽くします。オリジナルはオリジナルで、違うオリジナルも受け入れられるモノは(全部は必要ないんで)受け入れていきましょう。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。


FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

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