あなたはあなたでいい

ハードカバー系
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 古野俊幸「あなたの知らないあなたの強み」という本を読んでます。性格とストレスの研究における「FFS理論」を漫画「宇宙兄弟」(小山宙哉著)を例に出して説明している本です。昨年から続いてる、自分とは、という問いに引っかかり、購入。現在読んでます。

 早速なんで、本に付いていたFFS診断を受けました。僕は保全性、受容性、が強く、拡散性が次ぐ、という結果になりました。現在の状況を元に改善に取り組める人、だそうです。大分端折ってます。そんな男なんすね、僕は。

 FFS理論は5つの因子のコントラストを元にしてますが、僕の保全性、受容性というのは、日本人に多い因子だそうです。で、僕が引っかかったのは、所謂皆を引っ張っていく変革型のリーダー像を目指すのではなく、傾聴と共感を武器にするサーバント型のリーダーを目指した方が良い、という話です。リーダー像は様々よ、という訳です。

 リーダー云々の話は、これだけで1本記事が書けるんで、気が向いた時に書こうかなと思ってますが(端的に言うと、個人個人みんなリーダーです)多くの人が嘱望している事の一つに、あの人みたいになりたい、というモノがあると思います。でも、そういう考え方は、少なくても僕はあまり有益ではないと考えてます。害とまでは言いませんが、追っかけすぎるのはどうなんざんしょ、というスタンスです。

 僕が昔から一貫して求めているのはオリジナリティです。色んなモノに手を付けて、付いたモノもあれば付かなかったモノもありますが、他人からコレをやれ、と言われてやった事って、少なくても記憶の中にはありません。そういう意味では、凄い我儘な人生を送っていると思います。他人がアカンと言ったって、知ったこっちゃありません。その時その時のやりたい事をやってきたな、と振り返って実感してます。

 まあ、前に進もう、成長しよう、という考えがバックボーンにあるから、今までを無駄に過ごしてない、という変な自信があるからかもしれません(他人からしてみたら、恐ろしく遠回りしてるみたいですが、それでも)前に進まなくなったら、それは死を意味する、とは常々感じてて、それが推進力にもなってはいるんですが、お陰様で、それなりに変な人間に成長したなとは思ってます。上には上が当然いますが。

 自分がやってる事を自分より遥かに短時間で、遥かに上手くやってる人は当然いますし、それに対して「あんなんええな」と思う事もあるにはありますが、でもその人みたいになりたい、とは全く考えません。僕が見ているのはその人の一部分だけですし、僕にしか持ってないモノもある訳です。オリジナリティってつまりそういう事です。

 マジョリティになりたい気持ちも分かります。特に日本人にはその傾向があると思います。皆やってるから僕もやる、といった具合です。でも、物事をミクロで見ると、同じマジョリティ集団でも、違う部分がある訳です。先ほど、僕の因子は保全性、受容性でそれは日本人に多い、と言いましたが、あくまで多いというだけで、典型的な日本人だ、とは言ってないんですね。「典型的な」という単語は捉えようによっては、呪いにしかなりません。呪いって怖いっすよ。

 なんで、他人を嘱望したり、嫉妬したりするくらいやったら、自分で選んだ道をただ進めばええんちゃうの、というのが今回のオチです。あなたはあなたで全然問題ないんです。歩いていきましょう。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。


宇宙兄弟とFFS理論が教えてくれる あなたの知らないあなたの強み【自己診断ID付き】

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