理論と実地を紐解く(初中級編)その1

勉強法系雑談
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 先日触れた里中哲彦「日本人のための英語学習法」無事に読了しました。正直なところ、目新しい話は聞けませんでした。とはいえ、何も積もらなかったかと言われるとそうでもなく。自分の中での肉付けは出来たと思います。

 それを踏まえて、今回から何回かに分けて英語の勉強法に関して書いていきたいと思います。これは僕が今現在やってる方法でもあります。まだ確実な成果は得てませんが、これをやっていればTOEIC L&Rは700点オーバー、英検2級(英作文はどうするか、という点が気になりますが、それでも)くらいの英語能力は身につくと思います。なお、試験をパスする為、という手段ではありません。第1回は文法です。

 英語に限らず、外国語を使う上で、文法の知識を入れ使いこなす、というのは確実に避けては通れない道ですし、文法のバックボーンがしっかりしてないと、その後の伸びしろもハッキリ言って無いです。

 そうは言っても、子供は文法の勉強なんてしないで喋れているやん、と言われる方も言われますが、子供もしっかり文法は勉強してます。間違った言葉の使い方をすると、親御さんとかが指摘するやないですか。そうやって、子供は正しい文法に矯正される訳です。実地で指摘されるか、理論を学んで自己矯正させるかの差だけなんですよ。

 とはいえ、じゃあ文法の完全武装化後に実地に出た方が良いか、というとそういう訳でもありません。理論は理論でしっかり知り、実地で恥をかいて矯正していく、という方法がいいと思います。道具の使い方を知り、使う事で更に知る。そういうサイクルです。これは言語と言う道具を使う上での根本的なサイクルになります。

 なんか、鶏が先か卵が先か、みたいな話になってますが、こと言語に関しては文法(と必要最低限の語彙)が入り口なのは間違いありません。実地で恥をかけ、と言いましたが、恥と思うには恥と思える事が大事です。その為の文法です。

 で、文法の勉強法ですが、まずは文法書を読む事です。身も蓋も無い話ですが、ここが始まりになります。まず理論、ていうかルールを知れ、ですね。

 文法書に関しては、一昔前に比べれば随分整備されてきたと思います。僕のお勧めは大西泰斗先生の本です。大西先生は喋るために英文法をどう勉強していくか、という観点で一貫して話しております。正直な話、学生の頃に大西先生の著書を読んでいたら、もっと早く自前の英語を使えこなせていたと思います。実地で使いこなす為には、大西先生の英文法の話は絶対に知っといた方が良いです。

 肝心の著書ですが、僕は「1億人の英文法」(ポール・マクベイ氏と共著)を10回以上読んでます。東進ブックスから出ているもので、東進ブックスのアプリでこの本の演習が出来るのも、僕的にはお勧めです。

 まずはルールを知るという事、間違ったルールを使ったとしてもルールを知っていれば矯正できるという事。何度も言いますが、まずは文法。というのが今回の話です。次回以降の話も文法が出来てからの話になります。一緒に頑張りましょう。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

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