ただただ池脇千鶴

文庫系
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 ここ何日か集中的に本を読み、2冊読了しました。だからと言って、記事を更新しない理由にはならないんですが。全く以てブログの工事が進んでませんが、それはそれ。いや、あかんやろ。

 まあその読んだ本の話です。1冊ずつレビューします。今回は森沢明夫「きらきら眼鏡」です。

 僕自身、森沢明夫は箸にも棒にもかからないどころか、全く知らない作家やったんですが、昨年今作品が映画化されて、原作を読んでみようか、となって読んだ次第です。感想ですが、率直に言って原作の方が良かったんです。ただそれだけです。レビューになってない。

 そもそも映画も、話がオモロそうだから見たんではなく、主演女優が池脇千鶴やったから見たんですね。好きなんですよ、池脇千鶴が。

 まあ映画自体は、そんなに印象には残ってません。よっぽど「そこのみにて光輝く」の方が良かったです。今、ウィキペディアを横にこれを書いてますが、「万引き家族」にも出てたんですね。知らんかった。

 きらきら眼鏡の話をさせて頂くと、映画と原作で相当、設定が変わってましたね。なんで映画であんなに変えたのか、はっきり言って疑問です。正直、映画に関しての記憶は池脇千鶴しか残ってません。安藤政信も出てましたが、全然病人っぽくなかったし。

 なんで、原作のヒロインをまんま池脇千鶴を想定して読んでいたんで、原作を楽しめたんやと思います。作品の力ではなく、池脇千鶴の力です。

 あと、センシティブになるには僕が齢を重ね過ぎたのかもしれないのかな、とは思いました。これは小説自体に言える事ですが、読んだ時によって捉え方も違ってくるもんなんですね。同じ作品でも、その時によって響く箇所が違うんですよ。なんにおいてもタイミングってあるな、と改めて感じました。

 まあちょっと、こういう系統の話はしばらくはいいですかね。何にせよ、池脇千鶴はいい女優ですよ、と再認識できただけで、今回は満足です。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。


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