言葉を司る

ハードカバー系
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 ルー・タイス「アファメーション」読了しました。著書はアメリカにおけるコーチングの第一人者で、語弊込みで言わせて頂きますと、苫米地英人氏の師匠です。著書では、自分自身の使う言葉により、何にでも目標を成し遂げられる事を伝えています。まあもっと色んな事を仰っていましたが、厚い本なんで深くは掘り下げません。という訳で、今回は言葉の効能の話です。

 僕は長い間、語学の勉強をしてきて、今もまだ現在進行形なんですが、別段、翻訳者や通訳者になるつもりは実はありません(通訳案内士はちょっと心惹かれてますが)僕が語学の勉強をしているのは、単に自分の考えや他人の考えを多くの人と疎通したいだけで、他人の考えを他人に正確に伝える事に関しては、あまり興味はありません。

 そもそも翻訳という作業は、どうしたって翻訳者のフィルターが挟まってしまう為、ソースとは違うニュアンスで伝えてしまう事が往々にしてあります。まあそれが、翻訳の醍醐味でもあるんですが、僕はあまり好きではありません。嗜好の問題です。

 大体を持って、僕は言葉の威力の凄さというのを人一倍知っているつもりです。どんな比喩も足りないくらい。他人の為に言葉を使う事も、それを目指せば可能かと思いますが、正直怖いです。僕は僕の使う言葉を繊細に使いこなせれば、それだけでハッピーです。

 何度も言いますが、言葉の使い方で本当に何でも出来てしまうんですよ。だから自分が使う言葉によって、それを聞いた他人はともかく、自分すらも時として思わぬ所へ連れてってしまう事があります。自分の言葉が色々な未来を決定してしまう、と言っても過言ではありません。言葉にはそれほどの力があります。

 なんか、同じ事をグルグル話していますが、それだけ自分の使う言葉を慎重に使わないと、時として取り返しのつかない事もあり得る、という話をしたかったんです。

 まあ、威力の怖さをグダグダと話しましたが、当然良い言葉を使い続ければ、より良い自分、より良い相手になる訳です。確かに注意は必要ですけど、言葉も使いようなんですよね。そういう力が備わっていると知っているだけでも、言葉の使い方は洗練されていくと思います。自分に良い言葉を使い続け、自分も自分の周りの人も幸せになりましょう。言葉にはその威力があります。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。


アファメーション

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