釣果をさらすその2

ハードカバー系
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 今回も休んでいた時に読んでいた本のレビューです。今回は2冊です。岸見一郎、古賀史健著「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」です。

 相当なベストセラーなんで、説明はいらないかもしれませんが、とりあえずメモします。この2冊は、ユング、フロイトと並び称される3大心理学者の一人、アルフレッド・アドラーが提唱したアドラー心理学に関しての導入書です。入門書とも言いたいんですが、入門書という響きが個人的に嫌なんで、導入書で。

 まあ、売れていたんで全く知らない訳ではなかったんですが、(第一集の嫌われる勇気は2013年発売だそうです)気になってはいたんですが、反応はしませんでした。ですが、今回の休みの前後で本屋に行った時に、強く惹かれたものがあったんで、2冊とも買ってしまいました。なんでもご縁を大切にする派なんですよ。

 アドラーによると、人間の悩みとは詰まるところ、人間関係の悩みだそうです。その人と人との関係で、自分はどうするのか、他者とはどうするのか、自分と他者との関係をどうするのか、をアドラー独自の視点で説いてます。

 僕が一番印象に残ったのは「人間の働き方は分業である」というものです。漁師もいれば、農業をやってる人もいる。モノを販売してる人もいれば、サービスを販売してる人もいる。それぞれの仕事がありそれぞれの役目がある。職に貴賤は無い、という事です。

 僕の今回の休みの原因の一つに、心が狂いそうな程の劣等感に苛まれた、というのが実はあったんです。僕、なんも出来へんし、迷惑ばかりかけているやんと。でも、この2冊を読んで、僕は僕が出来る事をやればええやん、と軽く考えれるようにはなりました。まあ、それだけで釣果ですよね。

 他に色々と書きたいんですが、割愛します。僕の中ではアドラー心理学は、受け入れたい考え方だな、とは思いました。ただ、考え方の矯正って、その人が生きてきた半分の時間を要するそうです。つまり20歳の人間が変えるためには10年。30歳の人間が変えるためには15年。といった具合です。これによると、僕が矯正しきった時には60を超えてます。まあ、気長にやっていきます。継続課題図書という事で。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。


幸せになる勇気

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