熱き血潮に

文庫系
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 今日も来て頂きありがとうございます。

 先日、池井戸潤「下町ロケット ガウディ計画」を読了しました。相変わらずの池井戸ワールド、堪能させて頂きました。

 恥ずかしい話なんですが、僕は昔、特に20代の時は、全くと言っていい程仕事に対しての情熱はありませんでした。今は情熱的かと問われると、自信を持ってはいとは言えませんが、あの頃から比べれば、仕事に対しては熱心な方やとは思います。

 そもそも仕事とは、収入を得る為の作業、くらいにしか思っていませんでした。やる事やるから、お金をちょうだい、みたいな。そりゃ、そんなスタンスでは、仕事そのものを楽しめませんよ。苦痛やし、壁にぶち当たったら逃げてしまいます。浅はかでした。

 そんな僕が、仕事とはこうあるべき、とはよう言えませんが、ガウディ計画を読んで、ていうか池井戸作品を読んで、仕事に対するスタンスを再構築するというのは、アリかと思います。とは言え、読む事に嵌ったらあきません。読んで、自分の行動にどう下ろすかです。

 たまに、使命感を持って仕事をせえ、という話を聞きますが、このレベルまで行くのには、相当なコトが必要かと思います。本人の努力とか経験とかも必要ですが、それ以外にももっと何かが必要やと思います。僕もそのレベルまで引き上げたいんですが、今の僕にはその何かが未だにわかりません。

 ただ最近思うのは、先々の事を考えるのはあまり良くなく、今を生きてるんやから、今出来る事に対してベストを尽くす事が大事なんかなと。幸い、今の仕事は勉強になりますし、仕事自体も楽しんでやってますんで、その恵みに溺れる事無く精進すればいいんかなと。当然、気に食わない事もありますが、それも勉強という事で。

 僕はアラフォーですけど、今更そこ、と思われても仕方ない部分はあります。まあ、色々な点で未熟なんですよ。そこは謙虚に、今後も仕事に励みたいと思います。

 今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。


下町ロケット ガウディ計画 (小学館文庫)

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